使徒、襲来

夢に人類の敵!みたいなのが現れました。
別に使徒だった訳ではないのですが。

夜の街をどんどん壊していきます。
不思議なのが、壊し方が一気に叩き潰すとかではなく、
まず街中の家の外壁を全部蒸発 させて
中にいる人間が外を見える様にしてから壊すという
みんなに平等に恐怖心を与えるやり方でした。

自分がいる家は何週間か前にテレビで見た
劇的ビフォーアフターのアフターの方でした。
きれいな家が一気に柱と 床だけの姿に。

ものすごく遠くにいるのに敵と目が合うのが分かります。
目が 合った瞬間にこちらを攻撃してきました。
自分がすんでで避けるせいで
周りの人がどんどん死んでいくんですが
自分の命がかかると周りってどうでもよくなります。
罪悪感とか無かったです。

気が済んだのか敵は一時的に去って行くんですが、
その後はみんなで避難です。

携帯って全然役に立たないんだなーと痛感。
みんなが一斉に携帯使ってるからなのか
アンテナが駄目になったのか 全然繋がらない。
でも情報は欲しい。
何度も携帯を開くたびに電池は減るのに、
充電し ようにも電気がない!
ラジオと電池すげえ!としきりに感動してました。
緊急時はラジオだな…と学びました。

みんな避難しに外に出たはいいものの、
どこへ行けばいいのか分からない。
そもそもどこへ行けば安全なのかも分 からない。
地震とかの避難所なんて行っても外だから無防備すぎる。
地下に核シェルターがある訳でもない。
避難の練習をしたこともない。
どこへ行けばいいのかおろおろして
みんながまとまりない動きをしていました。

そうこうしているうちに夜が明けてまた敵がやってきました。
うっかり避難しようと外に出てしまったばっかりに
駄目だこりゃ。死ぬわ。と
色んなことにがっかりしてました。
生まれ変わったら、次はスイス人になろう。
※ スイスは核シェルター普及率100%なのです。
そう思ったところで目が覚めました。

起きた時、
多分スイス人に生まれ変わった頃には世界滅んでるよ、
…と自分に突っ込んでました。


中島

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